講演情報

[15a-S4_202-1][第4回ダイバーシティ&インクルージョン賞 女性研究者研究奨励賞 受賞記念講演] 浮揚電子:真空中に拓く新しい量子ビットの可能性

〇川上 恵里加1 (1.理研)

キーワード:

電子、ヘリウム、ネオン

半導体中の電子は、材料工学と微細加工技術の発展に支えられ、固体における量子ビット研究を牽引してきた。一方、液体ヘリウムや固体ネオン上に浮かぶ電子は、基板表面から数 nm 上の真空中に存在するため、電荷揺らぎや磁気雑音の影響を受けにくく、長い量子コヒーレンスが期待できる。本研究では、真空中に浮揚する電子の量子状態を電気的に読み出す手法を確立し、さらに超伝導共振器との結合により、長寿命な電荷量子ビットを実証した。