講演情報

[YAS-3]基礎研究者の立場から考える今後の障害者歯科の方向性

岡村 幸宜1,2.3 (1.関歯科医院, 2.東京女子医科大学 病理学講座, 3.日本大学松戸歯学部 病理学講座)
〇OKAMURA YUKINORI, Seki Dental Clinic, Tokyo, Japan
平成29年 日本大学松戸歯学部 卒業
平成30年 日本大学松戸歯学部附属病院臨床研修 修了
令和4年    東京女子医科大学 病理学講座 人体病理学・病態神経科学分野 大学院 修了
大学院では、福山型筋ジストロフィー (FCMD) の原因遺伝子産物であるfukutinに関する研究を行う。fukutinが Cyclin D1のプロモーター上の転写因子AP1に作用し、JNK経路とは無関係にグリア細胞であるアストロサイトの細胞増殖に影響を及ぼすことを国際ジャーナルに報告した。

令和4~6年 東京女子医科大学 病理学講座 助教
病理診断科にて病理診断、病理解剖に従事。
Fukutinに関する研究と並行して、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) 関連の研究を行う。
ALSにおいてグルタミン酸興奮毒性が運動ニューロンの変性に関係することを示唆する報告があることから、ヒト培養運動ニューロン細胞を用いた、高濃度グルタミン酸環境でのTDP-43の細胞質内凝集との関係について研究を行った。

令和6年 関歯科医院勤務
      東京女子医科大学 病理学講座 非常勤講師
      日本大学松戸歯学部 病理学講座 兼任講師

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