講演情報
[2L-08]女子大学生のCOVID-19流行前後でのファッションに対する意識の変化
〇和泉 志穂1 (1. 武庫川女子大)
キーワード:
ファッション意識、女子大学生、新型コロナウイルス感染症
目的 COVID-19の流行により人々は外出の機会を奪われマスクの着用を余儀なくされた.このような環境の急激な変化に伴い,人々のファッションに対する意識はどのように変化をしたのか,ファッションに対する意識が高いとされる女子大学生を事例にその変化を検討した.
方法 ファッションに対する女子大学生の意識を調査するため,関西の女子大学に在学する学生142名(19.74±0.67歳)を対象に,Google Formsを利用したWebアンケート調査を2022年10月21日~27日までの7日間で実施した.調査内容は,ファッションやファッションコーディネートに対する意識(7件法), ファッション情報の収集方法24項目に対する使用頻度(4件法),COVID-19流行前後でのファッションに対する意識などについてである.
結果 ファッションに対する好嫌度として,「とても好き」「好き」「やや嫌い」と判定した学生は, COVID-19の流行前後でファッションを楽しいとポジティブに感じていることが示された.一方で,「どちらでもない」と判定した学生はCOVID-19流行後にファッションを面倒なものであるとネガティブに感じていることが示された.この背景には, COVID-19の流行による一時的なファッションへの抑圧に対する反動と順応,抑圧で生まれた新たなファッション環境への期待が込められていることが見出された.
方法 ファッションに対する女子大学生の意識を調査するため,関西の女子大学に在学する学生142名(19.74±0.67歳)を対象に,Google Formsを利用したWebアンケート調査を2022年10月21日~27日までの7日間で実施した.調査内容は,ファッションやファッションコーディネートに対する意識(7件法), ファッション情報の収集方法24項目に対する使用頻度(4件法),COVID-19流行前後でのファッションに対する意識などについてである.
結果 ファッションに対する好嫌度として,「とても好き」「好き」「やや嫌い」と判定した学生は, COVID-19の流行前後でファッションを楽しいとポジティブに感じていることが示された.一方で,「どちらでもない」と判定した学生はCOVID-19流行後にファッションを面倒なものであるとネガティブに感じていることが示された.この背景には, COVID-19の流行による一時的なファッションへの抑圧に対する反動と順応,抑圧で生まれた新たなファッション環境への期待が込められていることが見出された.