講演情報
[3N-8]食糧資源抑制・食品ロス削減のための、360VRやキャラクターを活用したプログラム群の開発と実施・評価バーチャルリアリティ、キャラクターの応用、ペーパークラフトなど、プログラムの多様性と深化の模索
〇海老原 誠治2,1,4,5,6,3,7、大塩 美奈子1、松橋 淳一6,8 (1. 三信化工株式会社、2. いただきます.info、3. 資源と環境の教育を考える会「エコが見える学校」、4. 女子栄養大学短期大学部、5. 関東学院大学、6. (一社)はしわたし研究所、7. (一社)和食文化国民会議、8. (株)JM)
キーワード:
バーチャルリアリティ:VR、ICT、対話、双方向性、食育
「目的」
環境教育においては多様な子どもたちに対し、より意識・行動変容を期待するプログラムが望まれる。しかし一様なプログラムの実施では、多様な嗜好興味を持つ子どもたちに対して限界が指摘されている。本取り組みでは、子どもたちの多様性に対応すべく、VRやキャラクターを活用するなど指向が複数のプログラム群を開発・実施・評価することで、主体的な意識・行動変容可能性への気づきの方向性を模索した。
「方法」
1)食糧資源抑制・食品ロス削減に関する、多様なプログラム群を開発・実施。プログラム内容は、座学以外にも、子どもたちに高い受容性が想定できる、360VR・キャラクター・ペーパークラフトなどを用いたプログラムも交え検証する。
2)記入式調査票にて、興味のもてたプログラムに関する受容性をアンケート調査(複数回答)
3)
介入群01: 都内公立小学校5年生, 有効回答数N=86, 2022年6月実施
介入群02: 都内公立小学校5年生, 有効回答数N=86, 2022年7月実施
「結果」
介入群01・02共に、60%以上がプログラムに興味を示し、相対的に高い受容が確認された。また工作要素のあるペーパークラフトに関しては、高い受容を想定していたが、座学の受容より必ずしも高いとは限らないことが確認された。一方、キャラクター活用プログラムでは、介入群01による受容性は最も低かったが、介入群02ではパズルなど謎解き要素を付加より相対的受容性が高まった。
環境教育においては多様な子どもたちに対し、より意識・行動変容を期待するプログラムが望まれる。しかし一様なプログラムの実施では、多様な嗜好興味を持つ子どもたちに対して限界が指摘されている。本取り組みでは、子どもたちの多様性に対応すべく、VRやキャラクターを活用するなど指向が複数のプログラム群を開発・実施・評価することで、主体的な意識・行動変容可能性への気づきの方向性を模索した。
「方法」
1)食糧資源抑制・食品ロス削減に関する、多様なプログラム群を開発・実施。プログラム内容は、座学以外にも、子どもたちに高い受容性が想定できる、360VR・キャラクター・ペーパークラフトなどを用いたプログラムも交え検証する。
2)記入式調査票にて、興味のもてたプログラムに関する受容性をアンケート調査(複数回答)
3)
介入群01: 都内公立小学校5年生, 有効回答数N=86, 2022年6月実施
介入群02: 都内公立小学校5年生, 有効回答数N=86, 2022年7月実施
「結果」
介入群01・02共に、60%以上がプログラムに興味を示し、相対的に高い受容が確認された。また工作要素のあるペーパークラフトに関しては、高い受容を想定していたが、座学の受容より必ずしも高いとは限らないことが確認された。一方、キャラクター活用プログラムでは、介入群01による受容性は最も低かったが、介入群02ではパズルなど謎解き要素を付加より相対的受容性が高まった。