講演情報
[P-074]近年の女子大学生の体型について
〇丸田 直美1、佐藤 比奈乃1 (1. 共立女子大学)
キーワード:
女子大学生、三次元計測、体型分析
目的 2014-2016年に被服構成学部会による日本人の大規模な体型調査が行われ、成人女性の身長は20年前より高くなったと報告されている。しかし、身長が高くなったのは40歳代以降の女性であり、若年女性の身長はほとんど変化していなかった。背の高い若者が増えている一方で、背の低い若者も一定数存在していることが考えられる。そこで、近年の若年女性(女子大学生)の体型についてその実態を明らかにすることを目的とした。
方法 2015~2022年にかけて283名(計測時19~22歳)の女子大学生の三次元計測を実施した。計測データを相同モデル化し、主要部位のサイズ計測を行い、主要部位間の関係性やばらつきの検討を行った。次に、身長で3種類に分類を行い、背の高いグループ、平均的なグループ、背の低いグループ別に平均形状を作成し、身長別の体型観察を行った。
結果 女子大学生283名の平均身長は159.5(±5.5)cmで2014-2016の体型調査データ(20-24歳)より平均で1.3cm高い結果となった。身長の±1偏差でラインを引き、背の高いグループ、平均的なグループ、背の低いグループ別に平均形状を作成した結果、身長差は約8cmであるが、バストとヒップのバランスはどのグループもほとんど同じであった。プロポーションは背が高いクループの方が身長に対する下半身の割合が長くなる傾向がみられた。
方法 2015~2022年にかけて283名(計測時19~22歳)の女子大学生の三次元計測を実施した。計測データを相同モデル化し、主要部位のサイズ計測を行い、主要部位間の関係性やばらつきの検討を行った。次に、身長で3種類に分類を行い、背の高いグループ、平均的なグループ、背の低いグループ別に平均形状を作成し、身長別の体型観察を行った。
結果 女子大学生283名の平均身長は159.5(±5.5)cmで2014-2016の体型調査データ(20-24歳)より平均で1.3cm高い結果となった。身長の±1偏差でラインを引き、背の高いグループ、平均的なグループ、背の低いグループ別に平均形状を作成した結果、身長差は約8cmであるが、バストとヒップのバランスはどのグループもほとんど同じであった。プロポーションは背が高いクループの方が身長に対する下半身の割合が長くなる傾向がみられた。