講演情報
[P-078]リサイクル着物を活用した和装文化継承のための教材開発
〇好田 由佳1、香山 喜彦1 (1. 梅花女子大)
キーワード:
着物文化、リサイクル着物、教材
(目的)着物文化を継承するためには着物を装う人口を増やすことが必須となる。そのためにはハレの装いが中心となった現在の和装文化から脱却し、多様な着用シーンを創出することが重要となる。そこで本研究では、リサイクル着物を活用した着物のコーディネート紹介を掲載する教育用HPを作成する。
(方法)着物の着装という視点から、ボディにリサイクル着物を着付け、写真や動画撮影を行い、教育用のHP「きもの図鑑」として展開する。また、授業実践として取り組んだ「リサイクル着物を活用した学生による着物のコーディネート」を紹介する。
(結果)本研究では、カジュアルな遊び着として学生が提案した「大正ロマン風コーディネート」、街着の装いとしての「リサイクル着物と半幅帯」、美術館や観劇の装いとしての「リサイクル着物と作り帯」、結婚式のフォーマルな装いとしての「リサイクル着物の留袖」の4つの着用シーンのコーディネートを提案し、教材としてHPで展開した。着物を装う人口を増やすためには、ハレの装いだけでなく、日常的なファッションとして着物を愛好してもらう必要があり、着物のコーディネートの楽しさを提案することが重要である。若い世代を対象とした着物の基礎知識と着装の両方を学ぶことができる着物に関するHP作成は和装文化継承のために役立つことが期待される。
(方法)着物の着装という視点から、ボディにリサイクル着物を着付け、写真や動画撮影を行い、教育用のHP「きもの図鑑」として展開する。また、授業実践として取り組んだ「リサイクル着物を活用した学生による着物のコーディネート」を紹介する。
(結果)本研究では、カジュアルな遊び着として学生が提案した「大正ロマン風コーディネート」、街着の装いとしての「リサイクル着物と半幅帯」、美術館や観劇の装いとしての「リサイクル着物と作り帯」、結婚式のフォーマルな装いとしての「リサイクル着物の留袖」の4つの着用シーンのコーディネートを提案し、教材としてHPで展開した。着物を装う人口を増やすためには、ハレの装いだけでなく、日常的なファッションとして着物を愛好してもらう必要があり、着物のコーディネートの楽しさを提案することが重要である。若い世代を対象とした着物の基礎知識と着装の両方を学ぶことができる着物に関するHP作成は和装文化継承のために役立つことが期待される。