講演情報
[2G-04]家庭クラブ活動実践研究・SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」への取り組み~家庭クラブ活動の維持・発展のための方策~
*松原 洋子1 (1. 美作大学)
キーワード:
家庭クラブ活動、SDGs目標11、連携力
目的 家庭クラブ活動は、生活を科学的に探究するとともに、体験や実践活動を通して生徒の人間力を育み、これからの社会に貢献する力を培う活動である。愛知県のA高校学校家庭クラブは「ローゼル」の普及活動を通して、SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」を推進している。A高等学校家庭クラブは活動実践に地元A市で産官学と連携し、市内の就労支援・環境保全・健康増進に取り組んでいる。この実践に調査、協力し、家庭クラブ活動の方策を提示することが本研究の目的である。
方法 愛知県立A高校家庭クラブ担当教諭、家庭クラブ役員に過去2年間の活動内容及び今年度の事業計画について聞き取り調査を行った。その後、近隣の障がい者福祉施設や企業を訪問し、インタビュー調査を実施。今後の事業協力および推進についてA市のSDGs課、環境都市推進課、福祉・保育・農務課と意見交換会を開き、協議した。また、家庭クラブ員が行った「ローゼル」を利用した商品開発、普及活動としてA県内のイベントに参加し、開発商品を販売した活動をまとめた。
結果 各高等学校における教育課程の編成において、2単位の家庭基礎を選択する学校が増加傾向にあり、それに伴い1校当たりの家庭科の教員配置数も減少している。この中で学習内容の一つである家庭クラブ活動を維持・発展させていくのは困難な状況にあると推測される。その為、教員の他業種との連携力の育成がこれまで以上に重要となっている。
方法 愛知県立A高校家庭クラブ担当教諭、家庭クラブ役員に過去2年間の活動内容及び今年度の事業計画について聞き取り調査を行った。その後、近隣の障がい者福祉施設や企業を訪問し、インタビュー調査を実施。今後の事業協力および推進についてA市のSDGs課、環境都市推進課、福祉・保育・農務課と意見交換会を開き、協議した。また、家庭クラブ員が行った「ローゼル」を利用した商品開発、普及活動としてA県内のイベントに参加し、開発商品を販売した活動をまとめた。
結果 各高等学校における教育課程の編成において、2単位の家庭基礎を選択する学校が増加傾向にあり、それに伴い1校当たりの家庭科の教員配置数も減少している。この中で学習内容の一つである家庭クラブ活動を維持・発展させていくのは困難な状況にあると推測される。その為、教員の他業種との連携力の育成がこれまで以上に重要となっている。