講演情報
[P-065]炊き出し活動や野外活動時に用いるアームカバーの開発
*菊地 紗代1 (1. 東北生活文化大学)
キーワード:
アームカバー、野外活動用品、商品提案
目的 本研究はアームカバーの開発を目的とし、主に炊き出し活動や野外活動時に使用する際の課題解決を図ることを目的とした。
方法 連携先でのアームカバーは主に使い捨て型を使用していたため、繰り返し使用できる要望やこれまでの活動で生じた問題点を調査し、コンセプトや生地の選定、デザイン及び縫製方法等を検討した。
結果 アームカバーのコンセプトは機能性・使いやすさを念頭に、炊き出し活動や野外活動時の安全面・衛生面を考慮し、使い捨てによる無駄を出さない環境配慮、幅広いサイズ対応等とした。これを受け、生地は洗濯可能で透湿・撥水・防炎加工が施されたポリエステル(100%)を選定し試作した。設計では、アームカバーの上下内側にゴムとコードストッパーを付けるとともに、外袖のタテ方向にプリーツを入れた。この結果、サイズ調節が可能であることに加え、腕の曲げ伸ばしや作業を妨げにくく、審美性を兼ね備えたデザインとなった。また、プリーツによる袖口の水や汚れのたまりを防止するための中縫い等の縫製面の工夫も施した。さらに、反射テープを付けて夜間や薄暗い時の活動に配慮した。本商品を本学服飾文化専攻の有志学生21名の協力を得て25組制作し、大学祭でのイベントにおいて災害食の調理に携わった連携先の方々と学生に使用してもらう機会を得た。
※本研究は特定非営利活動法人キャンパー様からの助成を受けて行ったものです。
方法 連携先でのアームカバーは主に使い捨て型を使用していたため、繰り返し使用できる要望やこれまでの活動で生じた問題点を調査し、コンセプトや生地の選定、デザイン及び縫製方法等を検討した。
結果 アームカバーのコンセプトは機能性・使いやすさを念頭に、炊き出し活動や野外活動時の安全面・衛生面を考慮し、使い捨てによる無駄を出さない環境配慮、幅広いサイズ対応等とした。これを受け、生地は洗濯可能で透湿・撥水・防炎加工が施されたポリエステル(100%)を選定し試作した。設計では、アームカバーの上下内側にゴムとコードストッパーを付けるとともに、外袖のタテ方向にプリーツを入れた。この結果、サイズ調節が可能であることに加え、腕の曲げ伸ばしや作業を妨げにくく、審美性を兼ね備えたデザインとなった。また、プリーツによる袖口の水や汚れのたまりを防止するための中縫い等の縫製面の工夫も施した。さらに、反射テープを付けて夜間や薄暗い時の活動に配慮した。本商品を本学服飾文化専攻の有志学生21名の協力を得て25組制作し、大学祭でのイベントにおいて災害食の調理に携わった連携先の方々と学生に使用してもらう機会を得た。
※本研究は特定非営利活動法人キャンパー様からの助成を受けて行ったものです。