講演情報
[3H-01]備前焼振興をテーマとした産官学連携PBL教育事例ー 器による料理の付加価値向上の実践的な学び ー
*川嶋 比野1 (1. 戸板女子短期大学)
キーワード:
食器、焼き物、PBL授業、産官学連携授業
目的 卒業後に外食産業のメニュー開発や店舗運営・起業などを目指す学生が増えており,対応するカリキュラムが求められることから,戸板女子短期大学では備前市と産官学連携協定を結び,器による料理の付加価値向上について実践的に学ぶと同時に,日本の伝統工芸を守っていくために自分たちに出来ることを考えるPBL授業を行ったので,事例報告する.
方法 2023年度の食物栄養科2年生カフェ・レストランゼミの学生31名が受講した.前期は焼き物の知識を学び,作家に共感し,備前焼の良さを体験することを目的とし,「作家によるZoomライブ講座」,「全国の伝統工芸の焼き物講座」,「備前焼でお抹茶およびケーキ試食体験」,「イタリアンシェフおよび鮨職人による備前焼盛り付けデモンストレーション」,「白磁器との盛り比べ体験」を実施した.後期は備前焼の魅力を他者に伝え,振興活動することを目的とし,「備前焼の魅力を最大限引き出す料理の盛り付けコンテスト」,「備前焼で味わう出汁茶漬けの提供(文化祭)」,「備前焼振興YouTube配信」,「現地体験研修」などを実施した.
結果 学生からの授業の感想には,「お皿についてもっと知りたいと思った.」,「回を重ねていくにつれ興味がわいた.」,「自分の将来の仕事に活かせそう.」,「焼き物に合う料理や組み合わせなど,体験しながら学ぶことができて良かった.」などのコメントがあり,主体的な学びを導くことが出来た.
方法 2023年度の食物栄養科2年生カフェ・レストランゼミの学生31名が受講した.前期は焼き物の知識を学び,作家に共感し,備前焼の良さを体験することを目的とし,「作家によるZoomライブ講座」,「全国の伝統工芸の焼き物講座」,「備前焼でお抹茶およびケーキ試食体験」,「イタリアンシェフおよび鮨職人による備前焼盛り付けデモンストレーション」,「白磁器との盛り比べ体験」を実施した.後期は備前焼の魅力を他者に伝え,振興活動することを目的とし,「備前焼の魅力を最大限引き出す料理の盛り付けコンテスト」,「備前焼で味わう出汁茶漬けの提供(文化祭)」,「備前焼振興YouTube配信」,「現地体験研修」などを実施した.
結果 学生からの授業の感想には,「お皿についてもっと知りたいと思った.」,「回を重ねていくにつれ興味がわいた.」,「自分の将来の仕事に活かせそう.」,「焼き物に合う料理や組み合わせなど,体験しながら学ぶことができて良かった.」などのコメントがあり,主体的な学びを導くことが出来た.