講演情報
[スポーツ文化-SA-3]紛争下の緊急支援におけるスポーツ・プログラムの実践のあり方について
*井本 直歩子1,2 (1. 一般社団法人SDGs in Sports、2. 聖心女子大学)
<演者略歴>
元競泳日本代表。アトランタ五輪4x200mリレー4位。マンチェスター大学大学院にて貧困・紛争・戦後復興の修士号を取得。国際協力機構(JICA)、国連児童基金(ユニセフ)のスタッフとして、約20年間発展途上国の平和構築・教育支援に従事。現在、聖心女子大学大学院で気候変動教育を研究する傍ら、スポーツ界の環境・気候変動対策およびジェンダー平等推進に取り組む。
元競泳日本代表。アトランタ五輪4x200mリレー4位。マンチェスター大学大学院にて貧困・紛争・戦後復興の修士号を取得。国際協力機構(JICA)、国連児童基金(ユニセフ)のスタッフとして、約20年間発展途上国の平和構築・教育支援に従事。現在、聖心女子大学大学院で気候変動教育を研究する傍ら、スポーツ界の環境・気候変動対策およびジェンダー平等推進に取り組む。
国際的な紛争現場での緊急支援の現場において、「スポーツ」というセクターは未だメインストリームの地位を確立してはいないものの、心のケアの一環など、スポーツのプログラムはめずらしいものではなくなってきた。本発表では、小職が国連児童基金の教育専門家として、スリランカ(内戦)、マリ(内戦)、ギリシャ(難民)の緊急支援の教育プログラムの一環で実践してきたスポーツの活用事例、またモザンビーク北部の紛争地域でのNGOによるスポーツと平和のプロジェクトの実践事例を紹介する。緊急支援においてスポーツ・プログラムがどのようにその地位を確立してきたのか、目的、実施形態、予算配分、時間配分、効果測定、持続可能性等の観点からその効果や課題を検討したい。
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