セッション詳細
[2a1604-06]スポーツ文化研究部会【課題A】テーマ別シンポジウム/「スポーツと平和」のリアリティ―最前線の現場経験から考える―
2025年8月28日(木) 10:10 〜 12:10
1301教室(教育研究棟 1街区 3階 1301)
コーディネーター:植田 俊(東海大学)、沖 和砂(会津大学)
世界各地で止むことなく続く国家・地域間紛争は、我々スポーツ科学者・実践者に、スポーツが「平和な社会の構築」の有力な手段であるという認識の再考を強く促している。戦地の拡大や難民の発生・集合・離散、繰り返される社会制度の構築・解体など日々刻々と変化する状況に直面した時、有効と思われた既存の方法が一瞬にして無力化したり成立しなくなったりする事態が起こりうるからである。しかしながら、このような不安定な状況下においても手は止めるわけにはいかない「支援」はいかになし得るだろうか。
このような問題意識のもと、スポーツ文化研究部会「課題A」では昨年度から「スポーツと平和」研究や現場での実践に関わって来られた研究者や実践者の方々をお招きし、理論(=研究)と実践(=現場での活動)の「現在地」を捉えることをねらいとして議論を行ってきた。前年度の「オリンピズムにおける平和の理念・理論と平和構築実践」の理論的再検討の成果をふまえて、今年度は平和構築が喫緊の課題となってきた現場に深く関わって来られた3名の先生にご登壇いただき、これまでの取り組みの成果をご提示いただく。また、現場での実践過程で直面してきた問題や課題についてもお話いただき、スポーツを通じた平和構築実践の実相(現場のリアリティ)と支援のあり方に迫っていきたい。
このような問題意識のもと、スポーツ文化研究部会「課題A」では昨年度から「スポーツと平和」研究や現場での実践に関わって来られた研究者や実践者の方々をお招きし、理論(=研究)と実践(=現場での活動)の「現在地」を捉えることをねらいとして議論を行ってきた。前年度の「オリンピズムにおける平和の理念・理論と平和構築実践」の理論的再検討の成果をふまえて、今年度は平和構築が喫緊の課題となってきた現場に深く関わって来られた3名の先生にご登壇いただき、これまでの取り組みの成果をご提示いただく。また、現場での実践過程で直面してきた問題や課題についてもお話いただき、スポーツを通じた平和構築実践の実相(現場のリアリティ)と支援のあり方に迫っていきたい。
[スポーツ文化-SA-1]インクルーシブな良質の体育の促進過程で派生する諸問題
*岡出 美則1 (1. 日本体育大学)
[スポーツ文化-SA-2]スポーツは地域のセーフティネットとなり得るかアフリカの草の根クラブとの協働事例から考える
*岸 卓巨1 (1. 一般社団法人A-Goal)
[スポーツ文化-SA-3]紛争下の緊急支援におけるスポーツ・プログラムの実践のあり方について
*井本 直歩子1,2 (1. 一般社団法人SDGs in Sports、2. 聖心女子大学)