講演情報
[スポーツ文化-SB-3]子ども一人ひとりにフォーカスした柔道大会の創設経緯とその成果
*永瀬 義規1,2 (1. 一般社団法人スポーツひのまるキッズ協会、2. 株式会社ジャパンスポーツコミッション)
<演者略歴>
中央大学文学部国文学科卒 卒業後出版社勤務→渡米→帰国後全日本柔道連盟にて企画広報課長。1996年アトランタ五輪、2000年シドニー五輪ではJOCプレスアタッシェとして全競技の取材対応責任者を歴任。2008年に独立し、2009年からスポーツひのまるキッズプロジェクトを展開。2025年度は柔道を中心に全国14か所で小学生の親子イベントを開催。2021年東京五輪・日本武道館メディアマネージャー。『柔道マガジン』発行人でもある。
中央大学文学部国文学科卒 卒業後出版社勤務→渡米→帰国後全日本柔道連盟にて企画広報課長。1996年アトランタ五輪、2000年シドニー五輪ではJOCプレスアタッシェとして全競技の取材対応責任者を歴任。2008年に独立し、2009年からスポーツひのまるキッズプロジェクトを展開。2025年度は柔道を中心に全国14か所で小学生の親子イベントを開催。2021年東京五輪・日本武道館メディアマネージャー。『柔道マガジン』発行人でもある。
「また、永瀬が変わったことをやりだした・・」17年前、起業して2年目からスタートした『スポーツひのまるキッズ』、5年後に一般社団法人を立ち上げ事業を移してからも一貫して実施したのは『スポーツで親子の絆を深め、子と夢をつなげる』こと。そして、その取り組みはやがて『スポーツのテーマパーク』を言われるようになり、数年前、『勝利至上主義につながるから』と全柔連が小学生の個人戦を主催しないと決定した時点で唯一無二の全国小学生柔道イベントとなった。〝当たり前のことを当たり前にできる子供の育成″を掲げ、エントリーシートには〝勝負だけにこだわる人の参加はご遠慮ください″と明記され、最高の賞は学年で1名しか選ばれない『マナー賞』。さらに、『一回戦で負ける人は半分、負けてからが勝負』とオリンピアンが講師となって受け身コンテスト、打ち込みコンテストを実施し点数をつける。イベントが終わったら全国400社のスポーンサーがバックアップする衣食住遊のブースで楽しみまくる・・・。試合、コンテスト、ブース参加ですべての規範となるのが『ひのまるキッズ六訓』。柔道以外の競技でもそれぞれの特性を活かしつつ『親子で参加』『マナー賞が一番』の形は崩さず展開している。今回は、これまで参加無償で実施されている部活動を地域で有償で継承するにあたり、すでに『道場』という地域活動の拠点を持っていた柔道界においてある意味ビジネス化できつつある要因を検証していきたい。「ライバルは?」と聞くと真顔で「ディズニーランドです」と答える弊社スタッフ代表として・・・。
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