講演情報
[11教-ポ-03]女子大学生における大学体育実技種目の選好
*中原 雄一1、池田 孝博2 (1. 久留米大学 人間健康学部、2. 福岡県立大学 人間社会学部)
【目的】大学体育における実技科目は、半期15回の授業を、1種目ないし2種目などを実施する、種目特化型の授業を行っているところもあれば、3種目以上実施している(複数種目型)大学も存在する。特に、大規模校では種目特化型が多く、学生が任意に種目を選択して受講することが多い。一方、小規模校では複数種目型が多く、教員が選択した種目を行い、学生の種目の希望は反映されないことがほとんどであると考えられる。そのため、複数種目型においては種目構成が重要になると思われるが、種目構成について検討した研究は見当たらない。そこで、本研究では、女子大学生を対象に種目選好を明らかにすることを目的とした。
【方法】大学で複数種目型の一般体育実技を履修している女子大学生を対象に、年間を通して行った実技8種目のうち「一番楽しかった種目」と「一番嫌だった種目」、また「授業で行ってみたかった種目(10種目)」について後期の最終授業でアンケート調査を行った。
【結果】有効回答数217名のうち、「一番楽しかった種目」で最も人数が多かった種目はバドミントン59名(27.2%)、次いでレクリエーション37名(17.1%)、バスケットボール30名(13.8%)の順であった。一方、「一番嫌だった種目」では水中運動が104名(47.9%)と最も多く、次いで、特にない41名(18.9%)、フライングディスク20名(9.2%)であった。また、「授業で行ってみたかった種目(複数回答可)」では、卓球が90名(41.5%)と最も多く、バレーボール87名(40.1%)、テニス52名(24.0%)という順番であった。
【結論】バドミントンや卓球、テニスといったラケットスポーツの選好傾向が高いことが示された。一方、水中運動の選好傾向は低かったが、その要因として授業前後の準備が影響していることが示唆された。
【方法】大学で複数種目型の一般体育実技を履修している女子大学生を対象に、年間を通して行った実技8種目のうち「一番楽しかった種目」と「一番嫌だった種目」、また「授業で行ってみたかった種目(10種目)」について後期の最終授業でアンケート調査を行った。
【結果】有効回答数217名のうち、「一番楽しかった種目」で最も人数が多かった種目はバドミントン59名(27.2%)、次いでレクリエーション37名(17.1%)、バスケットボール30名(13.8%)の順であった。一方、「一番嫌だった種目」では水中運動が104名(47.9%)と最も多く、次いで、特にない41名(18.9%)、フライングディスク20名(9.2%)であった。また、「授業で行ってみたかった種目(複数回答可)」では、卓球が90名(41.5%)と最も多く、バレーボール87名(40.1%)、テニス52名(24.0%)という順番であった。
【結論】バドミントンや卓球、テニスといったラケットスポーツの選好傾向が高いことが示された。一方、水中運動の選好傾向は低かったが、その要因として授業前後の準備が影響していることが示唆された。
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