セッション詳細
[PD-27]パネルディスカッション 27 TQM実装のトリセツ(3)~管理の定着、水平展開、QIとモニタリング~
2025年11月9日(日) 13:30 〜 14:30
第4会場
座長:安藤 廣美(麻生飯塚病院心臓血管外科), 坪 茂典(オフィス62プランニング)
継続的な質改善活動は、医療の質と安全を発展・維持するための活動である。Total Quality Management(TQM)では、継続的な質改善活動を病院経営の基本戦略の一つに据える。TQMで支援される現場の改善活動では、問題や課題を特定し、改善・改革の方略を検討して対策を実施する。成功事例は病院全体の知的財産として共有し、必要に応じて病院全体へと展開する。また、目指した状態に達しているか、維持できているか、効果をモニタリングし、変動が生じれば再度改善を行う。本セッションでは、改善活動の仕組みを導入して活動を始めた多くの施設で課題となっている「活動後の『活動』」にフォーカスする。標準化と管理の定着・水平展開・モニタリング、さらにクオリティ・インディケーターの測定との関係について、具体的で実践的な方法をパネリストと共に検討する。
[PD-27-1]標準化と水平展開のための組織づくり ~実践例の紹介~
○田中 良一郎 (医療法人宝生会PL病院)
[PD-27-2]標準化を徹底するための周知とトレーニング ~TWI-JIのすすめ~
○山口(中上) 悦子1,2 (1.国際医療福祉大学大学院/医学部 医療の質・安全学, 2.国際医療福祉大学成田病院 医療安全管理部)
[PD-27-3]標準化、管理の定着のための業務のプロセスフローチャート
○田中 宏明 (清水建設株式会社)
[PD-27-4]QIの継続的なモニタリングと改善活動の実際
○上田 英一郎 (大阪医科薬科大学病院 医療総合管理部 QI管理室)
