セッション詳細

[1AS-10]【J】核の「かたち」が変わるとき

2025年12月3日(水) 9:00 〜 11:00
第10会場(パシフィコ横浜 会議センター 4F「413」)
オーガナイザー:山中 総一郎(東京大学), 大杉 美穂(東京大学)
本シンポジウムでは「細胞核の変形」に関連した研究結果を幅広く紹介する。Closed mitosisをする生物は細胞周期に伴ってその核の形がダイナミックに変形する。また、Open mitosisを行う生物においても細胞分裂異常が核の形成異常につながることがわかってきた。上記の例に加えて、神経細胞・生殖細胞・受精卵の分化や、老化・がん化においても核が様々にその形を変えることが知られている。そこで本シンポジウムでは、「核の形」に関連した研究発表を通して、「どんなときに核の形が変わるのか」、「核の形が変わると何が起きるのか」に関する理解を深めることを目的とする。

Introduction

[1AS-10-01]周産期マウス雄性生殖細胞におけるラミン制御と核形変化

藤澤 達也2、塩見 美喜子2、○山中 総一郎1 (1. 浜松医科大学、2. 東大・院理・生物科学)
コメント()

Q & A(個別質疑)

[1AS-10-02(1P-941)]Lamin A/Cによる核膜の成熟が出生後心臓の胎児型から成体型への成熟に重要である

○片野 亘1、Stutzman Alexis2、Thomas Briana 1、Gucwa Melanie1、Bogireddi Hanumakumar 1、圓 敦貴1,3、池上 浩太1,4 (1. シンシナティ小児病院医療センター・分子循環器生物学分野、2. シカゴ大学、3. 横浜市立大学・生命ナノシステム、4. シンシナティ大学医学部)
コメント()

Q & A(個別質疑)

[1AS-10-03]ニューロンにおける核の形態的・物理的ダイナミクス

○岸 雄介1,3、木下 晴登1,2、小畑 凜果1,3、長田 侑1,3、Viveca Hoglund1、牧 功一郎4、安達 泰治4 (1. 東大・定量研、2. 東大・薬、3. 東大・院薬、4. 京大・医生研)
コメント()

Q & A(個別質疑)

[1AS-10-04]葉緑体核様体の「かたち」と運命:分配機構と母性遺伝における制御

○小林 優介1 (1. 茨城大・院・理工)
コメント()

Q & A(個別質疑)

[1AS-10-05(1P-349)]Importin-αの選択的局在が示す微小核の形状特性

○宮本 洋一1、岡 正啓2、斉藤 寿仁3、片桐 豊雅1 (1. 医薬健栄研・生体機能分子制御、2. 阪大微研・感染腫瘍制御、3. 熊大・院先端科学研究)
コメント()

Q & A(個別質疑)

[1AS-10-06(1P-452)]異種の細胞融合がもたらす多核細胞の特異な分裂ダイナミクス

○中根 丞維1,2,4、坪内 知美2,3,4 (1. 総研大・基礎生物学、2. 基生研・幹細胞生物学、3. 静大・農・応用生命、4. 静大院・総合・農)
コメント()

Q & A(個別質疑)

[1AS-10-07]マウス初期胚における核の変形・力学ダイナミクス

○島本 勇太1,2 (1. 国立遺伝学研究所、2. 総研大)
コメント()

Q & A(個別質疑)

[1AS-10-08]哺乳動物受精卵の多核化のリスクとその回避機構

鈴木 翔2、角田 達紀2、梶谷 碧1、○大杉 美穂1,2 (1. 東大・院理・生物科学、2. 東大・院総文・広域科学)
コメント()

Q & A(個別質疑)

総合討論

Conclusion