セッション詳細

[1PS-11]【E】系譜と多機能性から解く線維芽細胞分子生物学

2025年12月3日(水) 14:20 〜 16:20
第11会場(パシフィコ横浜 会議センター 4F「414+415」)
オーガナイザー:仁科 隆史(東邦大学), 倉島 洋介(千葉大学)
構造支持細胞として考えられている線維芽細胞は、細胞の運命決定、組織修復、さらにはがん微小環境の形成や臓器線維症の進展など、多彩な生理的・病理的プロセスにおいて中心的な役割を果たすことが明らかになってきた。この線維芽細胞の多機能性を制御する分子メカニズムの解明は、生体恒常性の理解と新規治療戦略の開発において重要な課題である。本シンポジウムでは、様々な組織常在性の線維芽細胞に加えて、異なる細胞系譜に由来する線維芽細胞の最新の研究成果を共有し、未だ多くの謎に包まれた線維芽細胞の本質的な理解を深めることを目指す。

[1PS-11-01]粘膜修復の起点となる線維芽細胞と細胞間相互作用

○倉島 洋介1 (1. 千葉大学 国際高等研究基幹 イノベーション医学)
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[1PS-11-02]恒常的に高濃度に維持される内因性可溶性ST2はマウスの食物アレルギーを抑制する

○伊沢 久未1、小嶋 まゆき1、安藤 智暁1、前田 啓子1、貝谷 綾子1、中野 信浩1、前原 明絵1、中江 進2、奥村 康1、北浦 次郎1 (1. 順天堂大学大学院医学研究科アトピー疾患研究センター、2. 広島大学統合生命科学研究科)
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[1PS-11-03(1P-973)]FoxO3aは瘢痕の少ない創傷治癒を促進する

○朝田 早紀1、森山 麻里子1、今道 祥二2、緒方 来実1、森 亮一2、森山 博由1 (1. 近大・薬総研、2. 長大・原研)
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[1PS-11-04(1P-967)]妊娠応答性真皮線維芽細胞がmechano-to-chemicalシグナルハブとして生理的皮膚組織リモデリングを統御する

○小林 芳彦1,2、砂留 一範3,4、牧 功一郎2,5、福永 裕樹6、松原 瞳7、安達 泰治2,5、松本 健一8、岩城 光宏6,9,10,11、山本 拓也3,4,12、豊島 文子1,2 (1. 東科大・難研、2. 京大・医生研、3. 京大・CiRA、4. 京大・ASHBi、5. 京大・工、6. NICT・未来ICT研、7. RIKEN IMS、8. 島根大・総科研支、9. RIKEN BDR、10. 阪大・IFReC、11. 阪大・FBS、12. RIKEN AIP)
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[1PS-11-05]腫瘍内 fibrocyte の同定とがん微小環境における機能の解明

○三橋 惇志1、吉田 碧人1、小山 壱也1、荻野 広和1、西岡 安彦1 (1. 徳島大学)
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[1PS-11-06]タミバロテン(AM80)とゲムシタビンおよび nab‑パクリタキセル併用による Meflin 陽性がん抑制性 CAF 誘導を介した膵がん間質リプログラミング療法

○水谷 泰之1、榎本 篤2 (1. 名古屋大学医学部附属病院、2. 名古屋大学医学系研究科 腫瘍病理学)
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[1PS-11-07]シングルセル・空間トランスクリプトームによる胃間質ニッチェの統合的解析

○垣内 美和子1、坪坂 歩1、佐野 恭平1、河村 大輔1、加藤 洋人1,2、石川 俊平1,2 (1. 東大・院医・衛生学、2. 国がん・先端医セ・臨床腫瘍病理)
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[1PS-11-08]腸管恒常性維持と癌形成における炎症性線維芽細胞の役割の解明

○仁科 隆史1、熊谷 雄太郎2、須藤 碧心1、関 崇生1、山﨑 創1、鈴木 穣3、三上 哲夫1、大村谷 昌樹4、奥西 勝秀1、中野 裕康1 (1. 東邦大学、2. 産業技術総合研究所、3. 東京大学、4. 兵庫医科大学)
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