セッション詳細
[1AS-13]【J】ケミカルホメオスタシス:化学パラメーターで紐解く細胞内恒常性
2025年12月3日(水) 9:00 〜 11:00
第13会場(パシフィコ横浜 会議センター 4F「418」)
オーガナイザー:潮田 亮(京都産業大学), 河野 恵子(沖縄科学技術大学院大学)
細胞内恒常性は生命特有の驚異的な頑強性としなやかな柔軟性を併せ持ち、一見相反するような多面的特性を有している。この複雑な多面性こそが生命の理解をより困難なものにしていると言ってよいだろう。本シンポジウムでは、プロテオミクス解析、高解像電子顕微鏡、深層学習など最新技術を駆使し、化学パラメーターに基づいて、細胞内恒常性の持つ多面性をより明確化することに挑戦する。分子から個体まで多階層にわたる化学パラメーターを集約し、老化や疾患研究への応用まで議論したい。
Introduction
[1AS-13-04(1P-906)]補酵素―酵素ストイキオメトリーに基づく細胞内恒常性の定量的理解
○小島 康1、三城 恵美2、藤下 晃章1、梶野 リエ1、曽我 朋義3、青木 正博1,4 (1. 愛知県がんセ・研・がん病態生理、2. 名大・WPI-ITbM・分子構造センター、3. 慶応大・先端生命科学研、4. 名大・医・がん病態生理)
[1AS-13-06(1P-879)]探索的プロテオミクス解析による膵臓がんの罹患や生存期間と関連するヒト血清タンパク質の同定
○岩下 雄二1、小栁 友理子1、春日井 由美子1、尾瀬 功2、井本 逸勢3、伊藤 秀美2、松尾 恵太郎1 (1. 愛知県がんセンター 研究所 がん予防研究分野、2. 愛知県がんセンター 研究所 がん情報・対策研究分野、3. 愛知県がんセンター 研究所)
[1AS-13-07]PDZD8のIDRを介したミトコンドリア-小胞体接触部位の制御
長尾 崇弘1、Hoffmann Christian2、角山 貴昭3、中村 航規1、青山ー石渡 幸恵子1、楠見 明弘3、Milovanovic Dragomir2、○平林 祐介1 (1. 東大・院工・化学生命、2. ドイツ神経変性疾患研究所、3. 沖縄科学技術大学院大学)
