セッション詳細
[2AS-13]【J】GTP生物学の進歩
2025年12月4日(木) 9:00 〜 11:00
第13会場(パシフィコ横浜 会議センター 4F「418」)
オーガナイザー:竹内 恒(東京大学), 佐々木 敦朗(University of Cincinnati College of Medicine)
GTPは特定の細胞機能を駆動するエネルギー物質との理解を超え、セカンドメッセンジャーのように細胞内代謝とシグナル伝達を積極的に制御することがわかってきた。細胞内では現パラダイムでは説明できない濃度勾配を形成し時空間的制御を受ける。高等動物ではGTPは細胞間さらには生体レベルでも外的環境に応じた代謝制御を担い、がんやウイルスの増殖にも影響する。そのためGTP代謝は重要な創薬標的であり、その進化は生命の可能性を広げた。本シンポジウムではGTP生物学の進展を技術的進歩とともに議論する。
[2AS-13-04]Quantitative imaging of subcellular GTP/GDP ratios in mammalian cells using a fluorescence lifetime-based biosensor
○Loan Thi Ngoc Nguyen1, Cong Quang Vu2, Satoshi Arai1,2 (1. Division of Nano Life Science, Kanazawa University, 2. WPI Nano Life Science Institute (WPI-NanoLSI), Kanazawa University)
