[2AS-06] 【J】複製ストレスとロバストネス：細胞運命を司る巧妙なバランス | 第48回日本分子生物学会年会

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シンポジウム

[2AS-06]【J】複製ストレスとロバストネス：細胞運命を司る巧妙なバランス

2025年12月4日(木) 9:00 〜 11:00

第6会場(パシフィコ横浜会議センター 3F「311+312」)

オーガナイザー：塩谷文章(東京医科大学), 高橋達郎(九州大学)

DNA複製は正確に行われる一方、「間違いを許容する」ことで進化を可能にする側面を持つ。本シンポジウムでは、細胞がクロマチン環境の変動に由来するDNA複製ストレスに適応し、修復機構やオルタナティブな複製システムを制御することで複製の頑健性（ロバストネス）を発揮するメカニズムについて議論する。また、複製頑健性が複製ストレス下で複製完了を優先させ、細胞の生存とゲノム・エピゲノムの健全性の「トレードオフ」に寄与するメカニズムについても考察する。

9:00 〜 9:16

[2AS-06-01]ゲノム複製ロバストネスを支えるDNAポリメラーゼの機能動態

○大学保一¹ (1. (公財)がん研究会・がん研究所)

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9:16 〜 9:32

[2AS-06-02]リン酸化HMGA1により制御されるDNA複製ストレス耐性機構の解明

○遠藤承樹^1,2、塩谷文章² (1. 東京科学大・院医歯総合、2. 東京医科大・医総研)

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9:32 〜 9:48

[2AS-06-03]DNA損傷による複製ストレスを解消するメカニズムの解析

○金尾梨絵^1,2、益谷央豪^1,2 (1. 名大・環医研、2. 名大・院医)

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9:48 〜 10:00

[2AS-06-04(2P-060)]REV7はREV3とともにチェックポイントタンパク質として機能してDNA複製が完了するまで有糸分裂の開始を遅らせる

○香崎正宙¹、ソブコヴィアクカタジーナ^2,3、ベームラファエル^4,5、マイエジョナサン²、フーバーフロリアン^2,6、エマムザダーソヘイラ²、トロピアロレンス²、ヒラーセバスチャン⁴、ハラゾネティスタノス² (1. 産業医科大学、2. ジュネーブ大学、3. メルクバイオテクノロジー開発センター、4. バーゼル大学、5. ベルリン、NUVISANイノベーションキャンパス、6. ローザンヌ、ルートヴィヒ癌研究所)

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10:00 〜 10:16

[2AS-06-05]Smarcad1はミスマッチ修復とDNA複製に依存したO⁶-メチルグアニン応答を補助する

○上野佳凜¹、坂本怜飛¹、菅沼鉄三朗¹、金津瑛一郎¹、高橋達郎² (1. 九大・院・システム生命、2. 九大・理学研究院)

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10:16 〜 10:32

[2AS-06-06]INO80複合体のATR依存性リン酸化はゲノムの完全性を維持する

○孫継英¹、上村慶高¹、堀越保則¹、川端絵美¹、塩谷文章^2,3、Kanaar Roland⁴、田代聡¹ (1. 広島大学、2. 東京医科大学、3. 国立がん研究センター、4. Erasmus MC Cancer Inst.)

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10:32 〜 10:44

[2AS-06-07(2P-064)]DDIAS is a single-stranded DNA-binding effector of the TOPBP1-CIP2A complex in mitosis

○Kaima Tsukada¹, Liudmyla Lototska¹, Aya Tsukada², Ipek Ilgin Gönenç¹, Charlotte Sherlaw-Sturrock³, Manil Kanade¹, Antony Oliver⁴, Samuel Jones⁵, Satpal Jhujh³, Julius Bannister⁵, Zafar Iqbal⁶, Thomas Miller¹, Grant Stewart³, Fena Ochs², Andrew Blackford^1,5 (1. Center for Chromosome Stability, Department of Cellular and Molecular Medicine, University of Copenhagen, 2. Biotech Research & Innovation Centre, University of Copenhagen, 3. Department of Cancer and Genomic Sciences, Birmingham, University of Birmingham, 4. Genome Damage and Stability Centre, School of Life Sciences, University of Sussex, 5. Department of Oncology, MRC Weatherall Institute of Molecular Medicine, University of Oxford, 6. Department of Neurology, Oslo University Hospital)

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10:44 〜 11:00

[2AS-06-08]DNA複製依存的なDNAメチル化維持は癌細胞の細胞老化を抑制する

○山口幸佑^1,2、Chen Xiaoying²、三浦史仁^3,4、Rodgers Brianna²、Goehrig Delphine⁵、Vindrieux David⁵、伊藤隆司³、鐘巻将人¹、Bernard David⁵、Deffossez Pierre-Antoine² (1. 国立遺伝学研究所、2. University Paris Cite, CNRS、3. 九州大学・大学院医学研究院、4. 東京大学・大学院新領域創成科学研究科、5. Equipe Labellisee La Ligue Contre Le Cancer, Inserm U1052, CNRS UMR 5286)

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