セッション詳細
[S25☆]薬学における生命指向型化学 ~分子技術で拓くタンパク質科学の未来~
2026年3月27日(金) 15:30 〜 17:30
第18会場 (A202 第3学舎1号館 A棟 [2F])
オーガナイザー:石川 文洋 (近畿大)、佐藤 伸一 (東北大)
生命現象の根幹には、タンパク質が担う多様かつ高次の分子機能が存在し、それらは静的な三次元構造だけでなく、時間的・空間的に変化する“構造ダイナミクス”によって制御されている。酵素反応、シグナル伝達、分子認識、膜輸送などの生体プロセスは、タンパク質の構造柔軟性や動的変化と密接に関わっている。これらを理解・制御するうえで、分子レベルでタンパク質に作用できる化学的アプローチは、空間・時間選択性に優れ、従来手法では困難だった現象への介入を可能にする。本シンポジウムでは「分子技術で拓くタンパク質科学の未来」を副題に掲げ、最前線の研究者による、イメージング、コバレントドラッグ、プロテオミクス、細胞内送達、一分子解析、抗体凝集といったトピックを通じて、化学を基盤としたタンパク質研究の新たな展望を議論する。
趣旨説明
石川 文洋1,2(1近畿大院薬,2近畿大薬)
[S25-1]動物脳内の内在性受容体化学標識法の開発とその応用
○野中 洋1 (1. 京大院工)
[S25-2]共有結合性医薬を指向した新規リジン反応性化学
○進藤 直哉1 (1. 九大院薬)
[S25-3]高速AFMを用いたタンパク質1分子の柔軟な構造の可視化
○柴田 幹大1 (1. 金沢大ナノ研)
[S25-4]タンパク質凝集体に対する蛍光標識プローブ
○佐藤 伸一1,2 (1. 東北大学際研、2. 東北大院生命)
[S25-5]蛍光標識プローブを用いた抗体医薬品凝集体の新規評価技術の開発
○小垣 考弘1、佐藤 伸一2,3、田中 龍生1、川北 哲也1、鈴木 信幸1 (1. 第一三共 分析評価研、2. 東北大学際研、3. 東北大院生命)
[S25-6]タンパク質の細胞内デリバリーに向けた分子基盤と展開
○川口 祥正1 (1. 京大化研)
