セッション詳細
[GS02☆]化学物質曝露による次世代に対する毒性評価とその展望:影響予測と予防戦略の構築に向けて
2026年3月29日(日) 9:30 〜 11:30
第08会場 (A501 第2学舎1号館 A棟 [5F])
オーガナイザー:芹澤 杏萌 (阪大院薬)、橋爪 美萌 (横浜薬大院)
現代社会では、医薬品、食品添加物、農薬、環境汚染物質など多種多様な化学物質が生活環境中に存在しており、それらへの曝露を完全に回避することは困難である。特に、妊娠期や発達期の曝露は、流産・早産・発達遅延など、母体や次世代への影響が懸念されている。また近年では、受胎前の親の曝露がエピゲノム変化を介して子世代に影響を及ぼす可能性が指摘されている。こうした次世代への健康影響に対し、その予測と低減のためには、次世代に対する毒性評価ならびにその機序の理解が不可欠である。本シンポジウムでは、生殖発生毒性および発達毒性に焦点を当て、化学物質曝露がもたらす影響の理解に取り組む大学院生による最新の研究を紹介し、今後の展望について議論する。本分野の将来を担う若手研究者らの活発な意見交換の場となることで、今後のさらなる発展に資することを期待したい。
オーガナイザー挨拶
[GS02-1]医薬品による生殖発生毒性の理解に向けた胎盤細胞分化への影響解析
○芹澤 杏萌1,2、東阪 和馬1,2,3、奥野 和香子2、津田 樹里2、芳賀 優弥1,2、堤 康央1,2,4,5,6,7 (1. 阪大院薬、2. 阪大薬、3. 阪大高等共創研、4. 阪大院医、5. 阪大MEIセ、6. 阪大先導、7. 阪大R3セ)
[GS02-2]ダイオキシン妊娠期曝露による児の性成熟障害:胎児期の葉酸代謝異常とα-リポ酸による回復機構
○石井山 結喜1、古賀 貴之2、石井 祐次1 (1. 九大院薬、2. 第一薬大)
[GS02-3]メチルフェニデートによる精子エピゲノム変化と次世代影響およびその可逆性
○赤池 哉太1、光本(貝崎) 明日香1、沼澤 聡1 (1. 昭和医大院薬)
[GS02-4]ナノ粒子表面吸着分子の違いによるミクログリア応答変化と発達神経毒性への示唆
○甲斐 千尋1、立花 研1、武田 健1、小野田 淳人1 (1. 山口東京理大薬)
[GS02-5]発達期神経ネットワークの遺伝×環境相互作用解析に向けたMEAアプローチ
○若林 俊助1、大黒 亜美1、宮良 政嗣1、諫田 泰成2、古武 弥一郎1 (1. 広島大院医系科学、2. 国立衛研)
[GS02-6]発達初期バルプロ酸曝露による神経ネットワーク応答のメカニズム解明
○橋爪 美萌1、曽根 秀子1 (1. 横浜薬大院)
