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[P036B [発表後半]]Effect of Cooling Rate on the Self-Pulverization Behavior and Carbonation Efficiency of Electric Arc Furnace Slag for CCUS
○Jaehoon Park1, Takehiro Sumita1, Noritaka Saito1 (1. Kyushu University)
Keywords:
Steelmaking slag,Slag carbonation,Self-Pulverization Behavior
製鋼スラグはCaを豊富に含み,CO2固定材としての利用が期待されている。しかし,製鋼スラグ中には多様な鉱物相が存在し,その組織や特性は冷却条件によって大きく変化するため,高効率なCO2固定化を実現するためにはスラグ特性の制御が重要である。一方で,冷却速度が自己粉化挙動および炭酸化特性に及ぼす影響については十分に明らかになっていない。本研究では,CCUSへの応用を目的として,FeOおよびP2O5の還元率を0~100%の範囲で制御した電気炉系スラグを合成し,冷却速度が自己粉化挙動および炭酸化特性に及ぼす影響を調査した。1600℃から1,5および40℃/minで冷却した試料について,相構成,粒度分布および炭酸化挙動を評価した結果,冷却速度の低下に伴い自己粉化が促進され,1℃/min試料では25μm以下の粒子割合が最も高くなった。また,還元率100%の試料では,炭酸化60分以降において1℃/minで冷却した試料が最も高い炭酸化効率を示し,240分まで同様の傾向が確認された。これらの結果から,冷却速度は電炉系スラグの自己粉化挙動を介して炭酸化反応性に影響を及ぼす重要な因子であることが示された。
