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[P057C [発表前半]]Reductive Leaching of Cobalt-Rich Ferromanganese Crusts Using Zero-Valent Iron and Recovery of Co and Ni

○Ryosuke Yamada1, Naoko Okibe1, Ratha HENG1 (1. Kyushu University)

Keywords:

Cobalt-rich ferromanganese crust,Zero-valent iron,Reductive leaching,Co and Ni recovery,Hydrometallurgy

海底コバルトリッチクラスト(CRC)はNiおよびCoを含む有望な海底鉱物資源であり、その効率的な湿式処理技術の開発が求められている。本研究では、CRCに対してゼロ価鉄(ZVI)を用いた還元リーチングを適用し、金属浸出挙動およびFe²/Fe³循環の役割を検討するとともに、浸出液からのCo・Ni回収を試みた。硫酸単独系ではNiは浸出したものの、CoおよびMnの浸出は限定的であった。一方、硫酸–ZVI添加系では1時間以内にNi、CoおよびMnがいずれも99%以上浸出した。これは、ZVIの酸化により生成したFe²がMn(IV)酸化物の還元溶解を促進し、生成したFe³が再びZVIによって還元されることで、Fe²/Fe³循環が還元環境の維持に寄与したためと考えられた。実際にCRC系では反応中もFe²が検出され、還元環境の持続が確認された。一方、高結晶性β-MnO₂およびFe₂O₃からなるモデル鉱物系ではFe²の消費が再生を上回り、同様の還元環境は維持されなかった。さらに、得られた浸出液を対象としてCoおよびNiの分離・回収について検討した。