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[P079C [発表前半]]Reducibility of Noria for Au(III) in hydrochloric acid and aqua regia.

○Genji Saeki1, HIROTO KUDO1, NORIHIRO MURAYAMA1, TOMOYA SUZUKI2, HIROKAZU NARITA2 (1. Kansai university, 2. AIST)

Keywords:

Noria,Gold,Reducing agent,Wet process,Recycling

当研究グループは、ラダー型環状有機オリゴマーに属するノーリアを用いて、低環境負荷で新しいAu(III)の回収方法の確立を目指している。これまでにAu(III)やSn(IV)、ベースメタルを含む実際の浸出液からのAu(III)の分離・回収を行い、Au(III)を選択的に還元回収できることを明らかにしてきた。しかし、限定された液条件での検討に留まっており、より詳細なメカニズムや多様な溶液条件の影響については明らかになっていない。本研究では、浸出剤に用いられる塩酸や王水中のAu(III)に着目し、ノーリアの特異的なAu(III)の還元能を明らかにすることを目的とした。Au(III)とベースメタルを含むいくつかの混合溶液に対して、Au(III)の選択的分離回収能ならびにAu(III)の還元能におよぼす酸濃度、撹拌時間、ノーリア添加量の影響を調査した。塩酸系では、塩化物錯体の安定化によってAu(III)の回収速度が抑制されることや、王水系では、NOClによる強力な酸化環境によって還元したAuが再溶解されることを考慮せねばならないことがわかった。本発表では、得られた一連の研究結果について報告する。