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[1303]Fe adsorption in mine water using powder of Abies sachalinensis and microorganisms

○Toshikatsu Haruma1, Hayato Masuya1, Shingo Tomiyama2 (1. Forestry and Forest Products Research Institute, 2. Hokkaido University)
Chairperson: 篠田弘造(東北大学)

Keywords:

Abies sachalinensis,microorganism,Fe adsorption

トドマツが自生する鉱山跡地において、将来的なトドマツ材の用途として坑水中からのFe除去に利用できるか検討することを目的とした。Feが吸着できるか確認するために、トドマツ粉末を1年間坑水に浸漬した。浸漬したトドマツ粉末を乾燥後、走査型電子顕微鏡-エネルギー分散型X線分析装置(SEM-EDS)で観察したところ、表面には様々な微生物由来の構造が確認された。さらに、トドマツの組織や微生物由来の構造にFeが局在していたことから、トドマツ粉末とその表面で生育する微生物が坑水中のFeを吸着することが明らかとなった。次に、坑水中に生育している微生物の分離を行ったところ、糸状菌よりも細菌が優占していた。そこで、SEM-EDSに供したトドマツ粉末のうち、未乾燥の部分から細菌を分離したところ、309株の細菌を分離した。坑水は高濃度のFeを含むため、各細菌のFe解毒物質産生能を評価し、特にFe解毒物質産生能が高い7株を選抜した。7株の中で最も高いFe解毒物質産生能を示した株のDNA同定を行ったところ、Pseudomonas属細菌と同定された。Pseudomonas属細菌にはFeを吸着するという報告があるため、今後分離したPseudomonas属細菌に対してもFe吸着能を評価する。