Presentation Information
[1602]Removal of Fe and Mn for the Separation of Rare Earth Elements from Manganese Nodules
○Mai Sato1, Junki Sato1, Kei Mizuta1, Susumu Nii1 (1. Kagoshima University)
Chairperson: 三木一(九州大学)
Keywords:
Rare earth,Manganese Nodules,Acid leaching
レアアース(REEs)は各種産業に不可欠な資源であり、国内での安定供給確立が重要な課題となっている。日本周辺に広く存在する海底資源であるマンガン団塊は主成分のMnに次ぐNi,Coに加えて微量のREEsを含むことからREEsの供給源としての可能性がある。本研究では、北緯9゜59.1’、西経175゜2.1’ で採取されたマンガン団塊に含まれるREEsの回収プロセスの検討を行った。粉砕した試料をアスコルビン酸を添加した塩酸で浸出し、その後NaOHによりFeを水酸化物として沈殿させた。濾過後のろ液へのシュウ酸の添加によりREEs固体を回収して再溶解を行い、REEsの回収率について評価した。アスコルビン酸の添加はMnの浸出とともにREEsの浸出率の促進に寄与することがわかった。さらに、水酸化物沈殿においてpHの調整により、Feの99%除去を達成した。シュウ酸沈殿後に得られた固体を再溶解した液の分析により残存Mnはわずかであり、Mn除去率は約99%であった。これより、Mn, Feを除いたREEsの回収が可能となった。本研究により,マンガン団塊に含まれるREEs回収の夾雑物であるMnおよびFeを除去する手法が確立された。
