Presentation Information
[2505]Potential of phytomining for nickel resource recovery in response to critical metal demand in a low-carbon society
○Kasane Sato1, Soshi Mibu1, Kento Takenouchi2, Mei-Fang Chien3, Ning Han3, Chihiro Inoue3, Kazuki Sugawara2 (1. Honda R&D Co., Ltd., 2. The University of Kitakyushu, 3. Tohoku University)
Chairperson: 土田恭平(産総研)
Keywords:
nickel,phytomining,biological recovery,serpentinite
低炭素社会の実現に向けて電気自動車の開発が推進されているが、電気自動車はガソリンエンジン車と比較して、LiやNiなどの重要元素の使用量が約6倍になると見込まれている。多くの金属資源は鉱山開発を伴う一次利用からの供給に依存しており、今後の需要拡大に伴って鉱山開発による環境への影響が懸念される。
演者らは低環境負荷で金属を資源化するアプローチとして、植物や微生物の作用を利用して土壌・水環境から有価金属を回収するファイトマイニングに着目した。本研究では、電気自動車を含む低炭素化技術での需要拡大が見込まれるNiをターゲットとして、蛇紋岩土壌でのNi蓄積性植物の探索や、Cdの蓄積性が報告されているウンリュウヤナギによるNi吸収・蓄積の評価等を行い、これまで資源と見なされていなかったNi汚染土壌や経済合理性が低い未利用鉱石あるいは廃滓からNiを回収する可能性を検証してきた。本講演では、演者らが生物機能を活用して有価金属を回収しようとする背景や動機を中心に、これまでの研究成果について報告する。
演者らは低環境負荷で金属を資源化するアプローチとして、植物や微生物の作用を利用して土壌・水環境から有価金属を回収するファイトマイニングに着目した。本研究では、電気自動車を含む低炭素化技術での需要拡大が見込まれるNiをターゲットとして、蛇紋岩土壌でのNi蓄積性植物の探索や、Cdの蓄積性が報告されているウンリュウヤナギによるNi吸収・蓄積の評価等を行い、これまで資源と見なされていなかったNi汚染土壌や経済合理性が低い未利用鉱石あるいは廃滓からNiを回収する可能性を検証してきた。本講演では、演者らが生物機能を活用して有価金属を回収しようとする背景や動機を中心に、これまでの研究成果について報告する。
