講演情報

[1L08]液体金属錫中におけるタングステンの化学的共存性に関する研究

長瀬 駿之介1、*近藤 正聡1 (1. 科学大)
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キーワード:

タングステン、液体金属錫、核融合炉、ダイバータ

現在設計されている磁場閉じ込め核融合炉の熱出力は1~3GW程度で、この時にダイバータにかかる最大熱流速は10~20MW/m2である。経済性を高めるためにはより大きな熱出力が求められるが、ダイバータ表面における熱負荷の増大が懸念される。この課題を克服するために、高融点で優れた熱伝導率を有するタングステン(W)の表面を低融点、高沸点、優れた熱伝導率を有する液体金属錫(Sn)で覆う高耐熱負荷型ハイブリットダイバータを提案する。しかし、高温の液体SnとWの共存性に関する情報は限定的である。著者らの既往研究では、773 Kの液体Sn中でのWの耐食性を報告しているが、浸漬時間が250 hと短く腐食挙動の詳細な解明には至っていない。本研究の目的は、液体錫とWとの共存性を長時間の浸漬試験により明らかにすることである。316L製坩堝に3.6 ccの液体Snを封入し、試験温度773Kで1000時間の腐食試験を実施した。その腐食試験の結果について報告する。

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