講演情報

[2K02]Safety-II方法論の見直しとカネヴィンフレームワークの適用(2) 原子力発電所トラブル事例への適用

*堀内 友翔1、北村 正晴2、高橋 信1 (1. 東北大、2. テムス研究所)
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キーワード:

事例分析、ヒューマンファクターズ、Safety-II、カネヴィンフレームワーク

原子力発電所を含む社会技術システムの安全を「できるだけ多くのことが正しい方向へ向かうこと」と捉える考え方(Safety-II)が注目されている。本研究ではトラブル事例を対象に、Safety-IIの考え方に基づいて効果的な対策を検討できる状態かどうかを識別することを目的とした。トラブル事例を対象に、変動する課題の状態をカネヴィンフレームワークに沿って分類し、Safety-IとSafety-IIの両面から監視・対処策を検討した。分析結果から、課題の複雑性が減少又は維持する時には、カネヴィンフレームワークにおける課題解決方策にSafety-IIの考え方を組み合わせることで、当該トラブルの再発防止に留まらない一層の安全性向上に資する可能性があると考えられる。一方、課題の複雑性が増加する時には、人的過誤抑制の観点でSafety-Iの考え方での再発防止が主眼となると考えられる。

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