大会実行委員長挨拶
大会実行委員長:和泉秀彦(名古屋学芸大学)
平素より日本調理科学会の活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、2025年8月30日、31日に日本調理科学会2025年度大会を東海学園大学名古屋キャンパスにて開催することとなりました。
開催地である名古屋は、関東と関西の文化の接点として独自の食文化を育んできました。
稲作に適した広大な濃尾平野、四季折々に多くの海の幸がある伊勢湾と三河湾、このような豊かな恵みある土地柄によって名古屋の食文化は生まれました。特に、味噌や酢に代表される醸造業を絡めて、この地域の食文化は発展したといえるでしょう。
2025年度大会では、研究発表に加えて、「調理技術・器具の温故知新」を統一テーマとし、公開シンポジウム「温故知新 ~食を支える東海・北陸地方の伝統産業に学ぶ~」、公開教育講演会「最新調理技術 3D プリンターの可能性」、公開学術講演会「酢の調理効果」を企画しております。また本学会で2022年度より手掛けております、我が国の食文化に調理科学の視点から取り組む特別研究「多様な調理法と家庭料理伝承」の研究成果の発表、および災害時の炊き出し活動を行っているNPO法人キャンパーによるデモ調理と報告会も予定しております。
2025年度大会が、各地区での調理技術・器具の温故知新を見直す機会となり、調理科学の研究が益々の発展し、その成果が社会貢献につながると幸いです。
多数の皆様のご参加を実行委員一同、心よりお待ち申し上げております。