講演情報

[114]通所介護・訪問介護ピークアウト初期自治体での立地動態と立地適正化計画との関係静岡県の立地適正化計画策定自治体での2010年から2020年までの立地動態から

○山口 行介1 (1. 茅ヶ崎市)
PDFダウンロードPDFダウンロード

キーワード:

立地適正化計画、立地動態、通所介護、訪問介護、新陳代謝

在宅での生活を継続するための施設である通所介護と訪問介護が、これらの施設が継続的に維持されるよう、立地適正化計画で誘導施設として位置付けることが国により例示されている。民間事業者の自由意思による立地選択の中で、ニーズと乖離した立地が形成され、サービス提供に非効率が生じるのであれば政策として介入する必要は高いが、施設の廃止と新設による新陳代謝の中で、自律的にニーズに対応した立地が形成されるのであれば製作介入の必要性は低い。本研究では、通所介護、訪問介護がピークアウトの初期を迎えている自治体を対象として、ピークアウト初期の立地動態を分析し、通所介護、訪問介護を立地適正化計画で誘導施設として位置付ける意義と課題について考察した。