講演情報

[1-11-PM1715-02]猫の上気道腫瘍における好中球/リンパ球比の診断的有用性Diagnostic utility of neutrophil-lymphocyte ratio in cats with upper respiratory tract tumors

*内藤 瑛治1、濵田 興1、寺内 光彦1 (1. KyotoAR動物高度医療センター)
猫の上気道腫瘍における新しい診断マーカーとして好中球/リンパ球比(NLR) の有用性を評価した。上気道疾患の猫31頭(腫瘍群16頭、非腫瘍群15頭)を対象にNLRを比較した結果、腫瘍群で有意に高いNLRを認めた(P < 0.01)。多変量解析でもNLRで有意差を認めた(オッズ比: 1.89、P = 0.03)。上気道腫瘍と診断する感度は93.8%、特異度は86.7%であった(カットオフ値:3.37)。NLRは迅速かつ簡便に測定できるため、麻酔下での精密検査を検討する際の重要な指標となることが期待される。

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