講演情報

[1-2-AM1115-04]精巣原発の血管肉腫の犬の1例Primary pure hemangiosarcoma of the testis in a dog

*中澤 美菜1、岡野 久美子1、市川 美佳1、坪井 誠也2、小野 憲一郎1、平尾 秀博1 (1. 日本動物高度医療センター、2. サンリツセルコバ検査センター)
血尿、精巣腫大を主訴に紹介された犬に精巣摘出術を実施した。病理組織学的検査結果から、犬ではこれまで報告例を認めない精巣実質発生の血管肉腫と診断された。また、術後に血尿が改善されたことから、血尿は一般的な胚細胞由来精巣腫瘍の臨床症状とは異なり、本疾患の診断に有用な所見となる可能性がある。術後追加治療は行わずに経過観察をしていたが、約1年間明らかな再発・転移は認められず、一般的な血管肉腫より予後が良好と思われた。その後、腹部超音波検査で脾臓、両側腎臓、リンパ節への転移を疑う画像所見を認めている。

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