講演情報

[1-4-AM1115-02]消化管内異物に対する内視鏡処置時に胸部食道穿孔が確認された猫の1例A case of thoracic esophageal perforation during endoscopic treatment for a foreign body in the gastrointestinal tract in a cat

*久保 秀明1、酒巻 大策1、中野 秀哉1、田中 響1、神津 善広1 (1. 北摂夜間救急動物病院)
4歳のDSHが嘔吐・流涎を主訴に来院し、十二指腸内異物閉塞が疑われた。内視鏡処置では異物回収が困難であり、同時に食道心基底部に粘膜壊死を疑う所見を確認した。試験開腹にて異物を胃内へ送り内視鏡鉗子で回収したが、食道穿孔を生じたため開胸下で食道再建術、胸腔ドレーン、胃瘻チューブ設置を行った。術後経過は良好で流動食の経口摂取を確認し、内視鏡下にて狭窄がないことから胃瘻チューブを抜去し治療終了とした。食道壊死所見がある際の内視鏡処置は重篤な合併症を招く可能性があり、適応判断が重要であることが示唆された。

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