講演情報

[2-10-PM1515-01]パラシュート様僧帽弁による僧帽弁狭窄症の猫の1例A Case of Mitral Stenosis Caused by a Parachute-like Mitral Valve in a Cat

*岩波 莉子1、岩永 孝治2、竹田 瑞基1、合屋 征二郎1 (1. 日本大学、2. 東京動物心臓病センター)
症例は雑種猫、雄、5ヵ月齢、体重3.3 kgであった。心雑音に加え、安静時の呼吸促迫および運動後の頻呼吸の精査を目的に来院した。心臓超音波検査にて僧帽弁狭窄を特徴づける所見とパラシュート様僧帽弁の構造的異常を確認した。治療としてピモベンダンを単独投与し、臨床症状や拡張機能指標(LAFS・LVFS)、血行動態指標(SV・CO)、心臓バイオマーカーに改善が認められた。今後はうっ血や血栓形成への対策が必要であるが、本症例はPLMVによるMSの診断および薬物管理の可能性を示す貴重な症例である。

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