講演情報

[2-5-PM1515-02]肝臓リンパ腫と診断した猫8頭の臨床的特徴に関する回顧的研究Retrospective study of clinical characteristics of eight cats diagnosed with hepatic lymphoma.

*三浦 晃一郎1、富安 博隆1、大参 亜紀2、阪本 恵美2、福岡 玲2、長尾 乙磨1、島野 翔太朗1、仲瀨 航太1、鶴田 匠1、稲積 遥1、後藤 裕子1,2、奥田 優1 (1. 東京大学獣医学内科学研究室、2. 東京大学附属動物医療センター)
本研究では、これまでに報告が極めて乏しい猫の肝臓リンパ腫、8例の臨床的特徴を回顧的に調査した。全例が大細胞性リンパ腫であり、うち3例は細胞質顆粒を有するLGLリンパ腫と診断された。主な臨床徴候として食欲不振、活動性低下、貧血、T-BilおよびALPの上昇が高頻度で認められた。化学療法を実施した症例のうち治療反応性が評価可能であった4例全てで完全奏効あるいは部分奏効が得られたが、全生存期間中央値は87日と短かった。今後は症例のさらなる蓄積によって最適な治療法の確立と重要な予後因子の同定が望まれる。

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