講演情報

[2-7-AM1015-03]猫の甲状腺機能亢進症で両側甲状腺摘出後にシンチグラフィー検査により異所性甲状腺を特定し摘出した1例Scintigraphic identification and removal of ectopic thyroid gland after bilateral thyroidectomy for hyperthyroidism in a cat.

*菅野 信二1、吉田 圭佑1、朝倉 さき奈1、石橋 彩月1、中山 大輔1、大埼 優香1、鈴木 佑果1、竹内 宏喜2、柿崎 竹彦3 (1. VCA Japan 南が丘動物病院 三田駅前動物医療センター、2. はりま動物病院、3. 北里大学獣医放射線研究室)
猫の甲状腺機能亢進症において、本邦では放射性ヨウ素療法が行えないため、甲状腺摘出手術が推奨される。甲状腺機能亢進症を診断しCT検査にて腫大した右甲状腺を確認、摘出手術を行ったが3年後に再発したため左甲状腺摘出も行った。両側摘出を行ったにもかかわらず術後T4(総サイロキシン)値が下がらなかったため異所性甲状腺の過形成を疑った。北里大学放射線研究室にて甲状腺シンチグラフィー検査を行い、2個の異所性甲状腺を確認後、開胸手術を行い摘出した。なお摘出後は甲状腺ホルモンを補充することなく順調に経過している。

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