講演情報

[2-7-PM1315-01]免疫抑制療法に反応しなかった非再生性貧血のミニチュアダックスフンドにおけるXCIP解析によって示唆されたクローン性造血Clonal Hematopoiesis Suggested by X-Chromosome Inactivation Pattern Analysis in a Miniature Dachshund with Non-regenerative Anemia Unresponsive to Immunosuppressive Therapy

*高橋 義明1、後藤 裕子2、平川 篤1、山本 直人1、田中 美礼1、浦 亜沙美1、猪狩 和明1、柘植 彩1、上村 駿介1、岡田 あすか1、和田 千穂1 (1. ペットクリニック ハレルヤ 、2. 東京大学附属動物医療センター)
近医にて貧血を指摘されて紹介受診したミニチュアダックスフンドを非再生性免疫介在性貧血と診断した。プレドニゾロンとシクロスポリンによる免疫抑制療法を開始したが反応はなく、オクラシチニブの追加やレフルノミドへの切り替えを行ったが改善はみられなかった。生命維持のために複数回の輸血を要し、脾臓摘出術も実施したものの、第124病日に死亡した。診断時および脾臓摘出時に採取された骨髄サンプルを用いたX染色体不活性化パターン解析では、いずれの時点でも不活化アレル比は基準値を超え、クローン性造血が示唆された。

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