エクスカーション


大会最終日の9月21日(土)には,エクスカーションを行います.

開催趣旨

大会開催地のさいたま市は,荒川の中流部に位置します.荒川はその名前のとおり荒ぶる川と言われ,洪水による氾濫が繰り返されてきました.その氾濫から首都圏を守るため,さまざまな治水事業が進められてきました.今年は荒川上流の改修,荒川放水路通水から100年となります.これまで,さまざまな治水事業が進められてきたにもかかわらず,令和元年の東日本台風(台風19号)のような大規模な水害をもたらしました.荒川流域では「荒川水系流域治水プロジェクト2.0」が策定され,様々な取り組みが進められています.一方で埼玉県では「埼玉県生物多様性保全戦略(2024(令和6)年度~2031(令和13)年度)」が策定され,災害や気候変動等の様々な変化に対してもレジリエントである(柔軟で回復力のある)健全な生態系を確保することで,「ネイチャーポジティブ(自然再興)の実現」を目指すことが示されています.今回のエクスカーションでは,荒川流域および羽生市「宝蔵寺沼ムジナモ自生地(国指定天然記念物)」において「ネイチャーポジティブ(自然再興)の実現」に関連する取り組みに関わり,第一線でご活躍されている方を講師にお招きし,エクスカーション参加者の皆様と意見を交わしながら現場をまわり,ネイチャーポジティブの意義を感じてもらえるきっかけとなることを願い開催するものです.宝蔵寺沼のムジナモは埼玉県の絶滅種リストから野生復帰が検討され, 今回間近に観ることができます.

開催概要

開催日: 9月21日(土) 8:30集合~16:00解散
(なお、道路事情等により解散が遅れる場合があります.)
視察場所:①首都高見沼ビオトープ,②芝川第一調節池,③宝蔵寺沼ムジナモ自生地,④荒川太郎右衛門自然再生地
集合場所:JRさいたま新都心駅東口バスターミナル
解散場所:JR大宮駅前西口シーノビル前
昼食場所:首都圏中央連絡自動車道(圏央道)菖蒲PA(各自ご用意ください。PAでも食事可能です)
定員: 35名 ※申込み先着順
まだ残席がございます。皆様のご参加をお待ちしております。

解説者(予定)

金子 康子 埼玉大学教育学部シニアプロフェッサー

堂本 泰章 埼玉県生態系保護協会

中野 浩平 埼玉県生態系保護協会

藤野 毅  埼玉大学大学院理工学研究科

三上 忠仁 埼玉県立自然の博物館

参加費(予定)

一般:4,000円,学生(会員・非会員):2,000円

概要資料(pdfファイル)

さいたま大会2024_エクスカーション詳細.pdf


申込みはこちら↓

大会参加申込みフォームと同一になります.(大会参加申込み後の追加購入も可能です.)

最終更新:2024年8月16日