講演情報

[G-P-18]令和6年能登半島地震・奥能登豪雨による国道249号沿岸部の災害復旧に活用した安全監視システムの構築
- R249 TLS(Traffic Light System) -

田中 義太郎1、髙木 博史1、蚊爪 康典2、大曾根 啓介2、能見 忠歳2、*清水 豊2 (1. 国土交通省 北陸地方整備局 能登復興事務所、2. 応用地質株式会社)
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キーワード:

令和6年能登半島地震、安全監視システム(TLS)、豪雨災害、災害復旧

 令和6年能登半島地震および奥能登豪雨災害で海岸隆起や斜面崩落やなどで地形が大きく変化したことを受け,国道の応急復旧作業時や緊急車両等の通行時の安全確保を目的として,300機を超える斜面監視センサーおよびWEBカメラが広域に配備された.機器の配備にあたっては,被災地全域での迅速な監視体制構築が必要な状況であったことから,早期調達が可能な複数メーカーの機器を多点に展開する方針が採られた.  
 一方,異なる機種・メーカーのセンサーおよびWebカメラは,データ形式や伝送方式が相互に異なり,閲覧システムおよび警報通知方法もメーカーごとに独立していたため,機器ごとに各々のシステムで管理せざるを得ない状況が生じていた.  これに対し,国道249号沿岸部の監視では,複数の異なる機器・メーカーのデータをAPI連携により一元管理可能な安全監視システム(TLS)の導入を計画した.TLSは,多種多様なセンサーのリアルタイムモニタリングを可能とし,クラウド上に構築したシステムを通じて,PCやスマートフォン等から常時データ確認のほか,異常検知時の自動警報受信が可能となるシステムである.
 国道249号沿岸部の監視への適用に際しては,Web GIS表示および多点Webカメラ監視機能を強化・改良し,広域監視にも対応可能な新システムを構築した.  
 安全監視システム(TLS)は,令和8年現在(令和8年9月時点)も稼働中であり,センサーの異常値の検知に加え,降雨量,地震動(震度)等の気象基準の超過状況を一括管理し,災害復旧工事区間と道路通行の安全確保に引き続き活用していく予定である.

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