セッション詳細

[SY20]シンポジウム20:在宅医療における理想的リハビリテーション形態(企画:多職種連携委員会(みんなでリハビリWG))

2026年7月4日(土) 13:45 〜 15:15
第5会場(札幌コンベンションセンター 104+105)
座長:安部 能成(ピース訪問看護ステーション リハビリテーション部),染谷 明子(一般社団法人ふれあい薬局)
我が国において医学的リハビリテーション(以下リハビリ)は施設と在宅で行われている。この中で、在宅では通所と訪問に大別される。通所リハビリにはデイケア(通所リハビリ)とデイサービス(通所介護)があり、前者には機能回復訓練を目的としたリハビリ専門職(OT /PT /ST)が配置されているが、後者にはリハビリ専門職は必置でない。これに対して訪問リハビリでは、機能回復、機能維持、機能低下のいずれの方向性のリハビリにも対応でき、在宅生活を希望する患者の満足感にも優るが、個別訪問の形態であるため対応人数は少なく、在宅環境に限定されて社会性が低いという批判もある。しかしながら問題は、これらのリハビリの形態を多職種連携の観点から、その適応について、比較検討する機会が稀な点である。全国規模の学会においてシンポジウムが設定されるのは初めての試みと言って良い。そこで本セッションでは、介護保険の要であるケアマネジャーの問題提起から、通所経験、及び、訪問経験のあるリハビリ専門職、在宅診療の医師、在宅ホスピスの看護師という多職種連携の観点から、在宅医療における理想のリハビリ形態について多角的に検討を加えたいと考えている。

[SY20-1]ケアプランにおけるリハビリテーションの位置づけ
  ~自立支援を支えるケアマネの苦悩~

臼井 啓子 (合同会社 オフィスK)
平成2年 看護師資格取得
平成12年 介護支援専門員資格取得
平成26年 合同会社オフィスK開業

公職 大阪介護支援専門員協会 堺区支部 理事
   日本在宅医療連合学会 評議員

[SY20-2]地域生活を支えるリハビリテーションのかかわり方
― 通所と訪問、それぞれの強みを活かし、地域で合意形成を進める ―

染谷 明子 (一般社団法人ふれあい薬局)
2000年 茨城県立医療大学保健医療学部卒、同年富山医療生活協同組合入職。
2010年 富山協立病院リハビリテーション科科長
2018年 在宅福祉総合センターきずな 施設長
2024年 富山医療生活協同組合本部 組織課長
2026年 一般社団法人ふれあい薬局 専務理事

[SY20-3]「家ならできる」から始める訪問リハ:訪問で支えて、通所でひろげる

阿部 太哉 (ピース訪問看護ステーション)
2007年 医療法人財団 湖聖会 湖山リハビリテーション病院入職2011年 東日本大震災で父を亡くす 同年 9 月リハビリ整体院開院2016年 医療法人心の郷穂波の郷クリニックに入職2020年 ピース株式会社 設立2021年 ピース訪問看護ステーション開設現在 看護7名 療法士 17名 事務 3 名の合計 27名の事業所

[SY20-4]暮らしの場におけるリハビリテーションへの期待ー在宅診療医の立場からー

土屋 菜歩 (やまと在宅診療所栗原)
2002年 旭川医科大学医学部医学科卒業、山形大学医学部付属病院
2004年 山形大学大学院医学系研究科公衆衛生学講座
2006年 長崎大学熱帯医学研究所臨床感染症学分野
2013年 東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 予防医学・疫学部門
2020年 医療法人社団やまと在宅診療所 入職 現在に至る

[SY20-5]リハビリテーションは終末期がん患者の生きる希望を支える

宇野 さつき (ファミリー・ホスピス株式会社 品質管理部)
1990年千葉大学看護学部看護学科卒業。
2005年兵庫県立看護大学大学院看護学研究科修士課程修了。
未熟児から高齢者、病棟、外来、教育現場、在宅医療と様々な場で働き、3人の子育てをしながら、2006年にがん看護専門看護師の認定を受ける。
2006年2月~2020年3月 新国内科医院看護師長
2020年4月~ファミリー・ホスピス株式会社に所属
2021年6月~ファミリー・ホスピス神戸垂水ハウス ホーム長
2026年3月~ファミリー・ホスピス株式会社 品質管理部マネージャー
がん患者のみならず、難病や認知症や様々な疾患の患者家族の在宅療養支援に関わっている。
2017年佐川財団SGH看護特別賞受賞 2019年兵庫県看護功績賞受賞