第21回日本獣医内科学アカデミー学術大会

利益相反(COI)について

伴侶動物の研究開発には企業等からの研究助成を受けることがあります。また企業に所属する研究者が研究開発を行うことも一般的です。企業による研究や研究支援は、公的資金の支援を受けにくい獣医療の発展に必要なものです。一方で、特定企業からの助成は、発表者が支援企業に有利な発表する潜在的なリスクを伴います。参加者のみなさんは発表が偏ったものかどうかか判断する必要があります。JCVIMでは参加者のみなさんの判断を支援するために、講演者の方には支援を受けている金額の多寡に関係なく、発表演題に関連して企業から受けている研究助成、支援、給与などについて自主的に情報開示をすることをお願いしております。
またJCVIMの運営自体も、多くの企業の支援を受けており利益相反に関する宣言が必要です。
一般社団法人としてのJCVIMは、学術大会の運営資金をもとに行われており、特定の企業からの支援を受けておりません。
学術大会は、本大会を協賛していただいている多くの企業から支援を受けています。
JCVIMが主催するプログラムは、学術的、教育的な必要性から大学教員で組織する実行委員会が編成しています。実行委員会がプログラムと講師決定後、プログラムを協賛していただく企業を募集しております。
企業主催セミナーは、企業が講演枠をJCVIMから購入したもので、講演内容、講師は企業が決定しております。利益相反の観点からJCVIMでは、JCVIMが主催するセミナーと企業主催セミナーを区別できるようにしております。

口頭発表における利益相反の開示方法

 

(実行委員長:桃井)