講演情報
[19a-A201-1]液晶性材料を用いた有機電気化学トランジスタのESR研究
〇(M1)岡部 沙代1、山口 世力1、塩川 凜人1、王 佳曦1、下位 幸弘1、丸本 一弘1,2 (1.筑波大数物、2.筑波大エネ物質科学セ)
キーワード:
有機電気化学トランジスタ,液晶性材料,電子スピン共鳴
有機トランジスタに用いる有機半導体材料として、液晶性p型半導体材料であるPh-BTBT-10が提案されている。これまで、類似の分子構造をもつC8-BTBTおよびC10-DNTTトランジスタのESR研究が行われてきた。しかし、Ph-BTBT-10トランジスタのESR研究は報告されていない。本研究では、電荷キャリア濃度を増強するため有機電気化学トランジスタ構造を採用し、電子スピン共鳴を用いて電荷蓄積状態と分子配向を微視的な視点から研究した。