講演情報

[19a-A202-9]二次元層状物質MXene創成に向けた高速MAX相合成装置の開発

西根 大祐1、沼田 僚介1、澤村 莉来1、下村 太郎1、山本 真人1、〇稲田 貢1 (1.関西大システム理工)

キーワード:

MAX相,MXene,二次元層状物質

二次元層状物質MXeneは電極材料をはじめ様々な分野への応用が可能な材料として注目されている。MXeneはMAX相と呼ばれる導電性セラミックスをエッチングして作成される。一般にMAX相の合成には高温、高圧環境を実現する特殊で高額な装置が用いられている。この合成の困難さはMXeneの普及と生産性に対する課題の一つである。そこで我々は誘導加熱法を用いた安価で簡便かつ高速にMAX相の合成が可能な装置を開発したので報告する。