講演情報
[19a-B201-6]部分的最小二乗法によるシリコン結晶構造の全エネルギー予測モデル
〇野田 祐輔1、神山 栄治1,2、岩城 浩也2、末岡 浩治1 (1.岡山県立大情報工、2.グローバルウェーハズ・ジャパン(株))
キーワード:
シリコン,第一原理計算,機械学習
密度汎関数理論(DFT)に基づく第一原理計算は幅広い研究分野で使われているが,計算コストの観点から,DFT計算上で1,000原子オーダー以上の大規模系を扱うことは困難である.この問題点を克服するため,近年では機械学習原子間ポテンシャルを用いた大規模系の材料計算が注目されている.本研究では,部分的最小二乗法(PLS)の機械学習モデルに基づく原子間ポテンシャルの手法開発に取り組み,シリコン結晶構造の全エネルギー予測のテスト計算を行った.