講演情報
[19a-B203-2]UV硬化樹脂型3DプリンタRECILSによるサブTHz帯機能導波管の作製
添田 建太郎1、長沼 和則1、山口 義紀1、小西 邦昭1、田丸 博晴1、三尾 典克1、伊藤 弘1、〇湯本 潤司1 (1.東京大学)
キーワード:
導波管,サブTHz波,3Dプリンタ
UV硬化樹脂型3Dプリンタと無電解めっきの組み合わせによって、サブTHz帯電磁波の導波管を作製した。使用した3DプリンタRECILSは、最大造形サイズ100 × 100 × 80mm3、解像度20~30μm を特徴としている。RECILSで造形した樹脂製中空構造(0.86 × 0.43 × 25.4 mm3)の表面に無電解ニッケル及び無電解銅めっき膜を形成し、導波管とした。RECILS製導波管の0~400GHzでの挿入損失は0.5~1.0dBで、また、バンドパスフィルタも作製し、この特性も金属製導波管とほぼ同じであった。