講演情報
[19p-A306-16]検出器応答パターンを利用した新しいガンマ線イメージング技術による多核種イメージングの基礎検討
〇(D)北山 佳治1,2、野上 光博2、人見 啓太朗2 (1.原子力機構、2.東北大工)
キーワード:
ガンマ線イメージング,機械学習,多核種同時イメージング
我々は複数検出器の応答パターンを利用した新しいガンマ線イメージング技術を開発している。既に662 keVのガンマ線に対して約10度の角度分解能でイメージング可能だと実験で示された。本研究では異なるエネルギーに対する本手法の特性をシミュレーションによって調査した。その結果、662 keVに加えて141 keVと511 keVのガンマ線を同時イメージング可能であると分かった。今後は各種パラメータの最適化によりさらなる高精度化を目指す。