講演情報
[19p-A311-9]シリカ粒子分散液のシェアシックニングに伴うX線小角散乱変化
〇山田 達矢1、赤田 圭史2、大久保 総一郎3、石橋 諒一4、小野木 伯薫3、小林 幹佳5、手島 正吾1、藤田 淳一2 (1.高度情報、2.筑波大数理、3.住友電工、4.筑波大理工情報生命学術院、5.筑波大生命環境)
キーワード:
シリカ粒子分散液,シェアシックニング,X線小角散乱
均一径の粒子分散液に大きなせん速度を急激に与えるとシェアシックニングを生じる。この時のX線小角散乱パターンの時系列変化を、流体力学的相互作用、並びに、粒子表面間の斥力、及び、接触摩擦力を取り入れたストークス動力学法を用いて計算し、実験結果と比較した。結果として、低せん断速度で生じる粒子の層状配置が、シェアシックニングの生起と共に崩壊する過程を可視化し、粘度に対する接触摩擦力の重要性を検証できた。