講演情報

[19p-A601-1]超遠心充填法による吸収型X線回折格子の作製

〇(M1C)那須川 蓮1、鴻 唯1、槇原 堅太郎2、梁 暁宇1,3、矢代 航1,3,4,5 (1.東北大工、2.JASRI、3.東北大多元研、4.東北大 SRIS、5.東大工)

キーワード:

光学素子

吸収格子は高アスペクト比の一次元格子構造の溝にX線吸収体を充填することで作製でき,低コストかつ短時間にこれを作製する方法として超遠心充填法が提案されている.これは金粒子を分散させた懸濁液を超遠心機にかけて粒子を沈降させ,底部に設置した構造体の溝内に粒子を堆積させる手法である.本実験では超遠心充填法によるX線吸収格子の作製と,更に充填率を向上させる目的で電気炉を用いた粒子の溶融を試みた.