講演情報
[19p-A601-7]X線位相スキャナを用いた1ショットスキャン繊維配向解析
〇(M2)真柳 妃奈子1、森本 直樹2、北村 圭司1,2 (1.奈良先端大物質創成科、2.島津製作所基盤研究所)
キーワード:
X線位相スキャナ
X線位相スキャナシステムは吸収像、暗視野像、位相微分像を一度に取得する事ができ、取得した暗視野像から物体内部の繊維方向を求めることが出来る。
従来のシステムは一方向の格子しか搭載していない為、繊維配向情報を取得するには物体の向きを変えて複数回撮影する必要であった。そこで本研究では複数方向の格子を用いる事により、一回の撮影で任意方向の繊維情報を取得できる装置の開発を行っている。
従来のシステムは一方向の格子しか搭載していない為、繊維配向情報を取得するには物体の向きを変えて複数回撮影する必要であった。そこで本研究では複数方向の格子を用いる事により、一回の撮影で任意方向の繊維情報を取得できる装置の開発を行っている。